Jyunichi Hayama
Design Theme “TSURUKAME”鶴亀
DEJIMAGRAPH Inc.羽山 潤一Jyunichi Hayama
Designer
アートディレクター。デジマグラフ代表。ブランディング、ムービー、グラフィックデザイン、パッケージデザインなどクリエイティブ分野を担当。KADC賞グランプリ、長崎デザインアワードグランプリ、観光映像大賞、FCC賞、CCN賞など受賞多数。
- 今回、リングのデザイン依頼が来た時はどう思われましたか?
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いい機会をいただいたなと思いました。
普段いろんな企業様や商品のクリエイティブを担当させていただいていますが、
リングのプランニング、デザインはこれが最初で最後だと思います。 - 今回のマリッジリングは「鶴亀」ですがどんな思いでデザインされましたか?
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実は、結婚した時に購入したリングは二人とも紛失してしまって…。長い間つけていませんでした。
あらためて、今、結婚指輪を買うならどんなものがいいかなぁと考えたときに、
長く健康で一緒に過ごせるような縁起のいいものにしたいと思いました。それで「鶴亀」にしました。 - どんな点にこだわってデザインされましたか?
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せっかくデザインさせていただくので、欲しいものをデザインしようという思いがありました。
おめでたい感じ、縁起のいいリングなのですが、普段の洋服に合わせやすいものにしたいなと思いました。
鶴と亀の2つのデザインですが、お揃いにしてもいいし、ペアにしてもいいなと思います。
- 結婚した時に購入されたマリッジリングとは何が違いますか?
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結婚して15年以上が経ち、家族としてのつながりが深まった今、
結婚直後の気持ちとは違う、肉親のような繋がりが芽生えていまして…
お互いに健康で元気に一緒にいれたらいいなぁと思うようになりました。
このコンセプトにつながったのかもしれません。 - 「鶴亀」にたどり着くまでに、他に浮かんだデザインはありますか?
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個人的に鶴亀っていいよなぁと思っていたので、モチーフとしてはすぐに決まりました。
- 普段はどんなジュエリーを身につけられていますか?
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僕ら夫婦はあまりジュエリーを持っていないんです。
それに、ずっとつけっぱなしにするライフスタイルもありません。だからこそ、今回の「鶴亀」はファッションリングとしてそれぞれに機能して、
それでいて、ペアにした時にマリッジリングの意味合いを持つものにしたいなと思いました。 - 最後に、完成したリングへのご感想を教えてください。
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予想以上に鶴と亀に仕上がっていてびっくりしました。
だけど普段つけられるファッションリングにもなっていてよかったです。
素敵な機会をいただきありがとうございました。